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燕が見た深淵
諦めず反撃を繰り出す小次郎だったが、ポセイドンの一撃により小次郎の刀“備前長光三尺余寸”は叩き折られてしまう。
だが、戦乙女〈ワルキューレ〉フリストの能力により、折れた刀は二刀へと生まれ変わる。
人類最強の敗者(ルーザー)であり続けた小次郎は、新たなる武器を手に、更なる奥義へと覚醒する。
- スタッフ情報
- 脚本:筆安一幸 / 絵コンテ:於地紘仁 / 演出:於地紘仁
1000年に一度、全世界の神々が一堂に介し、天界で開催される「人類存亡会議」。
人類が冒してきた愚かな行いにより、全会一致で「終末」の判決が下される直前、
半神半人の戦乙女<ワルキューレ>の一人、ブリュンヒルデが異議を唱える。
「ただ滅ぼすのでは芸がない。人類を試してみては?」
彼女が提案したのは、神 vs 人類最終闘争、通称「ラグナロク」
全世界の神々と、歴史上の全人類から選ばれた代表者たちが
一対一のタイマン勝負をする。
全13番勝負、先に7勝した方が勝利となる。
しかし、人類が神に勝つことなど絶対不可能。
神々が嘲笑する中、ブリュンヒルデはなおも挑発する。
「もしかして、ビビってるんですかァ?」
その言葉は神の逆鱗に触れ、
怒りのままに、神々はラグナロクを承諾。
かくして、ブリュンヒルデたちは、
700万年の人類史から最強の13人を選びラグナロクへと挑む。
果たして人類は神を超え、終末を阻止できるのか?